SAWARA / WEBSITE PLANNING
百道浜の海から脇山の田へ。ひとつの区に複数の商いがあります。
早良区は博多湾に面するシーサイドももちから、商業・文教の西新・藤崎、住宅地が続く原・野芥、脊振山系に近い南部の農地まで南北に広がります。海辺へ来る人、駅前で買う人、近所の専門サービスを探す人、産品のつくり手を知りたい人では必要な情報が違います。サイトの冒頭で事業内容と利用できる場所を示し、地域の話題を実際のサービスにつながる案内にします。
百道浜では福岡タワーや海辺を目的に歩く来訪者がいる一方、周辺の施設や企業を訪ねる人もいます。飲食・体験・物販のサイトなら、風景写真の次に、営業日、店舗の入口、予約の要否、所要時間、価格、雨天時の扱いを示します。法人向けなら提供する工程と相談窓口を分けます。画像は地域を想起させる入口として使い、店の所在地や実際の施設と混同されない説明を添えます。
西新・高取・藤崎にかけては商店街が連なり、サザエさん通りに沿って歩く人と、日々の買い物や教室を探す人が重なります。店のサイトでは、商品やメニュー、営業・休業、予約、受け取り、道順を一画面から見つけられる構成にします。期間限定のスタンプラリーや催しを掲載する場合は開催期間と参加条件を別の更新情報にし、終了後も常設の案内へ進めるようにします。
藤崎・室見付近では駅からの移動に加え、室見川の両側から訪れる利用者もいます。医療・福祉、住まい、習い事、専門相談のサイトなら、対応する人、受付、所在地、初回に必要なもの、料金の考え方を先に置きます。訪問型のサービスでは、実際に対応できる町域と方法を確認します。駅名や川の名前だけでは届く範囲を決められないため、問い合わせ前に利用条件を読めることが大切です。
原・賀茂・野芥などの日常生活に近い地域では、家族が代理でサービスを調べることもあります。店舗と訪問の両方がある事業なら、店で受けられる内容と出張の条件を分け、時間外の連絡方法も整理します。リニューアルでは、以前の営業時間、料金、拠点、スタッフ情報が検索結果や古いページに残っていないか確かめます。生活圏が広いからこそ、事業者が実際に提供する範囲を明確にします。
南部の脇山では、清流を生かした脇山米が名産品として紹介されています。農産物や加工品を扱うサイトなら、つくり手、産地、品種や商品の違い、収穫・販売時期、注文方法、発送条件を確認して示します。直売所で受け取る人と遠方から注文する人では、見たい情報が変わります。地域名だけで品質を約束するのではなく、生産者が確認した事実と販売条件を丁寧に伝えます。
内野・曲渕を含む南部の自然や地域行事を案内する事業では、都市部の駅前店舗と異なり、集合場所、車や公共交通での移動、天候による変更、季節ごとの受付が重要です。体験、飲食、農産物の販売を併せる場合も、開催する日と常設で頼める内容を分けます。百道浜から脇山までを一枚の観光画像でまとめず、相手が実際に行動できる情報に落とし込みます。
百道浜 / 海辺と来訪
場所、営業、予約、天候時の案内を示します。
西新・藤崎 / 商店街
定番の商いと期間限定情報を分けます。
原・野芥 / 生活圏
受付、対象者、店舗と訪問の条件を示します。
脇山 / 産地
つくり手、販売時期、注文・発送を整理します。
