ACQUA JOURNAL
Web制作会社の選び方|実績・提案・費用・運用を比較する確認表

Web制作会社を探すと、魅力的なデザインや豊富な実績が並びます。しかし、自社にも同じ成果が出るのか、提示された費用に何が含まれるのか、公開した後に誰が更新するのかまでは、サイトを見ただけでは判断できません。候補が増えるほど、知名度や最初の印象だけで選びたくなることもあります。
制作会社選びでは、自社に必要な仕事を整理し、その仕事を任せられる根拠と条件を確かめることが大切です。デザインの好み、担当する工程、予算、進め方、公開後の体制を同じ条件で比較します。質問への回答を記録すれば、社内でも選定理由を説明しやすくなります。
この記事では、初めてホームページを発注する企業や、リニューアルの依頼先を検討する担当者に向けて、実績の読み方から面談、品質の確認、運用条件、最終比較までを解説します。Google、W3C、WordPress、ICANNの一次資料を参照し、公開された確認項目を紹介します。途中の企業設定や比較例は説明用の架空例であり、顧客実績ではありません。
1. 制作会社を探す前に、自社が任せたい仕事を決める
目的は、訪問者と社内の行動まで具体化する
「きれいなホームページにしたい」という希望は、相談の入口として十分です。その先で、誰がどの情報を必要としているかを整理します。新規の取引先に事業内容を伝えたいのか、求職者に仕事の中身を伝えたいのか、既存顧客の手続きを分かりやすくしたいのかで、必要な構成や制作後の運用が変わります。
例えば架空の設備会社なら、「対応できる工事の範囲が分からず、対象外の相談が届く」という課題が考えられます。この場合は問い合わせ総数だけでなく、対応地域や工事内容を理解した相談が届くかを確認したいところです。制作会社には、今ある問い合わせの傾向と、営業担当が説明に時間を使っている項目を伝えます。
目標がまだ数値化できなくても、無理に売上増加率を置く必要はありません。訪問者が判断できるようにしたい情報と、社内で減らしたい手間をまず書き出しましょう。現状の資料がない部分は未確認とし、調査から依頼するかを相談します。

原稿、写真、設計、更新の担当を仮置きする
同じ「ホームページ制作」でも、支援の範囲は会社によって異なります。完成したデザインを実装する会社もあれば、事業内容の整理、取材、原稿作成、撮影、公開後の改善まで担当する会社もあります。先に自社で準備できるものと、依頼したいものを分けておくと、相談先を選びやすくなります。
人手が足りないのに原稿をすべて自社で用意する前提にすると、制作費を抑えられても準備が進まない可能性があります。逆に、社内に広報担当と素材が揃っているなら、その資産を使える依頼方法を検討できます。担当者の人数だけでなく、実際に確保できる時間と、原稿を確認できる人まで考えてください。
未確定の項目は「相談して決めたい」と明記します。発注前の整理を詳しく進めたい場合は、ホームページ制作費が変わる要因も参考に、ページ数だけでは見えない仕事を確認できます。
必須条件と、提案を受けて決める条件を分ける
公開日、予算の上限、必要な予約機能、継続利用したいドメインなど、変更しにくい条件を先にまとめます。一方、ページの分け方、写真の見せ方、CMSの種類などは、理由を聞いたうえで決められる項目として扱えます。すべてを固定すると、課題に合った別案を受け取りにくくなります。
ただし、提案に任せることと、判断を放棄することは異なります。例えば「更新を自社で行えること」は必須とし、編集画面の仕組みは候補会社に提案してもらう方法があります。後から確認できるよう、どの操作を自社担当者ができれば条件を満たすかまで書きます。
2. 制作実績は、見た目と担当範囲を合わせて読む
同業種の実績は、似ている課題まで確認する
同業種の経験は、用語や業務の理解を確かめる材料になります。ただし、業種が同じでも顧客、単価、商圏、相談方法は異なります。飲食店の制作例でも、来店予約を重視した店と、法人向けの仕出しを受注する店では、必要な説明や機能が変わります。
実績を紹介してもらうときは、「自社と近い点は何か」「当時どんな課題を整理したか」「今回は違う点をどう調べるか」と聞きます。同業種の事例が少なくても、複雑なサービスの説明や、担当者が更新しやすい仕組みなど、共通する課題の経験を確認できる場合があります。
逆に、有名企業のロゴが並んでいることだけで、自社に必要な仕事を任せられるとは判断できません。実績の数を競わせるより、今回に近い事例を少数選び、その内容を詳しく聞く方が比較材料を揃えられます。

構成、デザイン、実装、運用のどこを担当したか聞く
一つのサイトには、企画会社、広告会社、デザイナー、実装担当など、複数の関係者が参加することがあります。ポートフォリオに掲載されていても、全工程をその会社が担当したとは限りません。「構成から担当」「提供デザインの実装」「公開後の保守」など、実際の役割を確認します。
担当範囲が限られていること自体は、弱点とは限りません。自社が必要とする仕事と一致していれば有力な候補です。ただし、原稿の整理から頼みたいのに、実装の経験だけを根拠に選ぶと、別の担当を探す必要が生じます。外部の協力者が参加する場合は、品質の確認と連絡の窓口を誰が担うかも聞いておきます。
現在の公開サイトは、納品後に別の担当者が変更していることもあります。気になる表示を見つけたら、制作当時の担当範囲や納品状態を確認してください。現画面の一部分だけを根拠に、掲載会社の仕事全体を評価しないようにします。
成果の数字は、期間、件数、変更内容を照らし合わせる
「問い合わせが増えた」という説明には、何を問い合わせとして数えたか、比較期間はいつか、元の件数はいくつかを確認します。広告費や商品、営業体制も同時に変わっていれば、サイト制作だけの効果とは分けて考える必要があります。自社にも同じ倍率が出るという前提にはしません。
例えば架空の比較で月1件から3件へ増えた場合と、月100件から300件へ増えた場合は、どちらも3倍ですが背景は異なります。さらに、営業対象外の連絡が含まれるかによっても事業上の意味が変わります。数字を示す資料には、定義と比較の条件があるかを見ましょう。
守秘義務や公開条件によって顧客名や詳細な数値を出せないケースもあります。その場合は匿名で説明できる範囲、実装のサンプル、作業手順など別の根拠を相談します。公開できない情報を無理に求めず、確認できたことと未確認のことを分けて比較します。
3. 提案内容は、課題と実施する仕事のつながりを見る
Googleが公開している質問例を、面談の参考にする
GoogleのSEO業者の利用に関する公式ガイドには、過去の仕事、期待する結果と測定方法、連絡方法、変更内容と理由の説明などを確認する質問例があります。これはSEOの依頼先を選ぶための公開資料であり、制作会社全般を認定する制度や成功率の調査ではありません。
Web制作の面談に応用するなら、「なぜこの構成なのか」「何を調べて決めるのか」「公開後は何を確認するのか」を聞けます。例えば事例ページを増やす提案なら、顧客がどの判断に迷っており、どんな事例情報で解消するのかまで聞いてみましょう。説明が自社の事業と結び付いているかを見ます。
自社の希望をすべて肯定する会社だけがよい相手とは限りません。不要な機能や準備不足を理由付きで指摘し、別案を説明できるかも確認材料です。反対の提案が出たら、目的、費用、運用のどこに違いがあるのかを聞き、採用する条件を整理します。

SEOやAI対応という名称を、具体的な作業へ分解する
提案書に「SEO対応」「AI検索対策」と書いてあっても、含まれる仕事は同じとは限りません。ページの構成、検索が取得できる設定、既存URLの移行、原稿の改善、効果測定のうち何を行うのか確認します。記事の本数や設定項目の数だけで、事業への効果を判断しないようにします。
前述のGoogleの公式ガイドは、検索での最上位掲載を保証できないと説明しています。候補会社には、順位の約束よりも、改善する対象、理由、確認するデータ、見直しの時期を説明してもらいましょう。AIへの対応も、どのサービスで何を確認する提案なのかを聞きます。
「公開すれば問い合わせが増える」といった説明には、流入をどう増やすか、訪問者へ何を伝えるか、届いた相談に誰が対応するかまで確認します。制作会社の仕事と自社の営業・更新の仕事がつながって初めて、公開後に検証できる計画になります。
未確定の部分に、調査と判断の手順があるかを見る
初回相談の段階で、すべての原因や最適な構成が分かるとは限りません。大切なのは、分からない部分をどう調べ、どの時点で決めるかです。現在のサイトを確認する、社内担当者へ聞く、原稿を整理する、利用者に操作してもらうなど、必要な調査と成果物を確認します。
調査結果によって見積もりが変わる場合は、その条件を聞きます。最初に現状整理だけを依頼し、その成果をもとに制作範囲を決める進め方も検討できます。段階を分ける場合には、各段階で受け取る資料と、その後の発注を見送る場合の扱いを明らかにしておきます。
4. 品質は、画面の美しさと実際の利用を確認する
自社の顧客が行う操作を、実績サイトで試す
デザインの印象は重要な判断材料です。そのうえで、サービスの対象が分かるか、料金や相談条件を探せるか、問い合わせ先へ迷わず進めるかを見ます。パソコンとスマートフォンで、最初に訪れた人のつもりで操作してみましょう。見せたい情報と読みたい情報が一致しているかを考えます。
実績サイトで確認する場合は、公開された情報を見る範囲にとどめます。問い合わせフォームを勝手に送信したり、実注文を行ったりする必要はありません。送信や管理画面まで確認したいなら、制作会社に許可されたデモや確認用環境を見せてもらいます。
デザインが新しく見えるかだけで、制作能力全体を判断するのは難しいものです。落ち着いた表現が事業に合う場合もあります。好みの理由を、読みやすさ、情報の探しやすさ、企業として伝えたい印象に分けて整理すると、見本の共有にも使えます。

速度の点数は、測定条件と改善の説明を見る
GoogleのPageSpeed Insightsの公式説明は、管理された環境で測るラボデータと、実際の利用状況を集めたフィールドデータを区別しています。両者の結果が異なることもあり、十分なデータがないページでは実利用の情報を表示できない場合があります。
一度測った点数だけで制作会社を順位付けせず、対象ページ、端末、測定日時、どの種類のデータかを確認します。大きな画像や外部の予約機能など、必要な機能と速度の両立をどう考えるか、問題が見つかったときに何を改善するかを聞く方が、今回の制作に役立ちます。
速度の数字と、問い合わせが届く仕組みや内容の正しさは別の確認事項です。点数が良好でも、必要な情報が見つからなければ目的を果たせません。品質の確認を一つの自動診断へ集約せず、予定している利用場面と合わせて評価してください。
アクセシビリティは、点検の範囲と方法を尋ねる
W3Cのアクセシビリティ評価の公式案内は、制作の早い段階から継続して評価することと、ツールだけでは基準への適合を判定できないことを説明しています。「診断でエラーがない」という回答だけで、誰にでも使えると結論づけないことが大切です。
候補会社には、文字を拡大した状態、キーボードによる操作、画像の説明、フォームの入力やエラーを、どの範囲で確認するか聞きます。求める基準がある場合は、対象ページと確認方法、結果の報告範囲まで合意します。基本的な確認項目は、企業サイトのアクセシビリティ改善ガイドで整理しています。
5. 費用は、同じ作業範囲と利用期間で比較する
総額の違いを、含まれる仕事から説明してもらう
金額だけで候補を並べる前に、ページ数、原稿作成、写真、機能、移行、確認作業が揃っているかを見ます。一方が取材から原稿を作成し、もう一方が支給原稿を掲載する前提なら、同じ制作費として比較できません。自社が負担する作業と必要な時間も合わせて考えます。
見積もりが一式表記でも、別の提案書や仕様書で範囲が明確になっている場合があります。行の細かさだけで信頼性を判定せず、何を受け取り、何が対象外か説明できるかを確認してください。比較するための不足情報を具体的に尋ねると、候補会社も回答しやすくなります。
費用の内訳を詳しく確認したい方は、ホームページの見積もり比較ガイドを参照してください。本記事では、価格を選定理由の一つとして扱い、提案や運用体制との関係を確認します。

公開後の費用と、自社で必要な作業を加える
初期制作費のほかに、サーバー、ドメイン、外部サービス、保守、更新、改善の費用が発生するか確認します。月額プランは何を含むか、利用を続ける間に必要な支出は何かを聞き、同じ期間で比較します。税込・税別の表記も揃えてください。
例えば自社で毎月お知らせを作る場合は、文章の準備、画像の調整、投稿、内容確認に担当者の時間が必要です。更新を任せる案と比較するときは、月額費用だけでなく、その仕事を社内で続けられるかを考えます。作業頻度が未定なら、想定する更新内容をいくつか挙げて相談しましょう。
追加変更、納期の変更、契約終了の扱いを聞く
当初の範囲にないページや機能を加えた場合、デザイン確定後に構成を変えた場合など、再見積もりになる条件を確認します。修正回数が決まっているなら、何を一回と数えるか、誤字の訂正や不具合への対応をどう扱うかも聞きます。
公開日の変更やプロジェクトの中断、保守の終了なども、契約前に確認したい項目です。返答を口頭だけで済ませず、見積書、提案書、契約条件のどこに記載されているかを確認してください。解釈が食い違う箇所は、そのまま進めず具体的な業務例で認識を揃えます。
6. 進め方は、担当者と確認の節目まで確かめる
相談窓口と、実際に作業する人の関係を聞く
初回に会った営業担当が、制作中も窓口になるとは限りません。契約後の連絡担当、構成やデザインを判断する人、技術的な相談を受ける人を確認します。担当者が休む場合や、予定がずれた場合の連絡先も分かると、社内の予定を組みやすくなります。
会社の規模だけで優劣は決まりません。少人数でも窓口と判断が明確な会社もあれば、複数の専門担当が参加する体制が合う案件もあります。大切なのは、今回の仕事をいつ誰が担当し、問題が起きたときに誰が調整するかです。外部の協力者を使うかどうかも、この観点で聞きます。

構成、デザイン、実装、公開の確認タイミングを合わせる
制作の手順が提示されたら、自社が何を確認し、いつまでに返事をするかを確認します。構成案では情報の過不足、デザイン案では見せ方、確認用サイトでは操作と内容、といったように、各段階で決めることを整理します。すべてを公開直前に初めて判断すると、大きな修正が必要になる場合があります。
自社側でも、商品情報は営業、採用情報は人事、公開判断は責任者というように担当を割り当てます。意見を集約する窓口を一つにすると、相反する要望を制作会社へ別々に送る事態を避けやすくなります。確認が遅れるときは、影響と次の日程を双方で確認します。
返事の速さだけでなく、回答の中身と記録を見る
早い返信は助かりますが、「確認します」という返事と、問題の解決は別です。質問に対して分かることと未確認のことを整理し、次の担当や回答予定を示してくれるかを見ます。難しい内容でも、必要な専門用語を説明しながら、自社が判断できる形で伝えてくれるかが重要です。
面談中に決めたことが、後から提案書や確認メモへ反映されるかも確認材料になります。修正依頼のやり取りを具体化したい場合は、ホームページの修正依頼の伝え方に、対象URL、原稿、期限、公開確認をまとめる依頼書の例を掲載しています。候補会社の運用と照らし合わせてみてください。
7. 公開後の運用、管理権限、引き継ぎ条件を確認する
保守、更新、改善のどこまで対応するか聞く
「公開後もサポート」という表現は、内容を分けて確認します。システムの更新や不具合への対応、文章や画像の差し替え、アクセス状況を見た改善提案は、それぞれ別の仕事です。自社が求める支援を挙げ、含まれる範囲と別途依頼が必要な範囲を聞きます。
連絡できる時間、受付方法、緊急時の扱い、確認に必要な情報も確認します。連絡を受け付ける時刻、調査を始める時刻、復旧できる時刻は同じではありません。固定の復旧時間を前提にせず、影響に応じてどんな連絡と対応を行うかを説明してもらいます。
バックアップを行う場合は、対象、頻度、保存先、保持期間、復元を誰が行うかを聞きます。バックアップがあることと、必要な状態へ戻して業務を再開できることは別に確認します。自社の更新頻度や、申し込みデータの扱いに合う体制かを検討してください。

ドメインの登録と、サイト内の操作権限を分ける
ICANNのドメイン登録の公式説明では、登録名の権利を持つ人・組織を登録者とし、登録事業者や再販事業者と区別しています。候補会社には、誰を登録者とし、誰が更新と連絡先の管理を担うかを確認します。国別ドメインなどは制度が異なるため、利用するドメインの条件に沿って確認してください。
また、WordPressの権限の公式説明では、管理者、編集者、投稿者などの役割でできる操作が異なり、権限を変更することも可能です。「ログインできる」とだけ確認せず、自社で必要な更新、データの取得、管理の引き継ぎに必要な操作ができるかを聞きます。
普段の投稿担当者に必要な操作と、会社として保持すべき管理手段は分けて整理できます。全員が同じ強い権限のアカウントを共有する形にせず、担当者の変更にも対応できる管理方法を相談しましょう。
別の会社へ変更するときに受け取れるものを確認する
制作会社を選ぶ段階で、将来の引き継ぎも聞いておきます。サイトのデータ、画像、原稿、ドメイン、サーバー、解析設定などのうち、何をどの形で受け取れるかを確認します。制作に使ったサービスや素材によって、継続利用や移行の条件が異なる場合があります。
すべてのサイトで同じ形式のデータを持ち出せるとは限りません。独自のサービス上で動く仕組みなら、何を再利用でき、何を作り直す必要があるかを具体的に聞きます。現時点で制作会社の変更を予定していなくても、継続するための条件を知ることは選定の材料になります。
すでにサイトがあり引き継ぎを伴う場合は、ホームページの引き継ぎ確認表で、受け取る情報と確認手順を整理できます。
8. 比較表で不足を埋め、自社に合う依頼先を選ぶ
候補には同じ前提を渡し、質問の回答を残す
比較する候補数に、すべての案件へ当てはまる正解はありません。自社が説明、面談、確認できる範囲で候補を選びます。複数社へ相談するなら、目的、対象者、必要な仕事、予算、希望日、自社の準備状況を揃えて渡します。前提を変えた場合は、比較に必要な範囲で各社へ共有します。
相談の際には選定方法と予定を伝え、提案に必要な時間や費用が発生するか確認します。他社の詳細な提案やデザインを、そのまま別の会社へ渡す進め方は避け、自社の要件として比較すべき部分を整理してください。質問への回答は、後から同じ基準で見直せるよう短く記録します。

確認済み、条件付き、未確認を分けて並べる
次の表は、面談の回答を整理するために当記事で作成した確認表です。点数を付ける前に、自社の必須条件を満たすかを確認します。未確認を不合格と決めつけず、追加で聞く質問へ変えることが大切です。
| 比較する項目 | 残しておく根拠・回答 | 不足していたら聞くこと |
|---|---|---|
| 目的への適合 | 解決する課題と提案の理由 | 何を調べ、どの時点で方針を決めるか |
| 実績 | 近い課題の事例と担当工程 | 今回の担当者・体制でも対応できるか |
| 品質の確認 | 画面・操作・速度などの確認範囲 | 対象端末、確認方法、結果の報告内容 |
| 制作範囲と費用 | 含む作業、対象外、追加条件 | 原稿や画像が不足した場合の扱い |
| 進め方 | 担当、確認の節目、自社の回答期限 | 変更や遅延が出た場合の調整方法 |
| 公開後 | 保守・更新・改善の担当と費用 | 緊急連絡、復元、引き継ぎの条件 |
例えば架空のA社は原稿作成を含み、B社は原稿支給が条件だとします。自社で原稿を準備できないなら、金額だけでB社を選ぶ前に追加対応の可否を確認します。B社でも対応できれば条件を揃えて再比較し、対応できなければ自社の必須条件との違いを判断します。
選定理由と、開始前に決める事項を一枚にする
最終的には、採用する会社、依頼する範囲、評価した根拠、残る確認事項、社内の担当、開始予定をまとめます。点数が僅かに高いという理由だけで決めず、自社の優先する条件との関係を説明してください。未確定の費用や機能が残っているなら、確定するまでの進め方も合意します。
制作会社を選ぶ過程で、自社の準備や運用上の課題が明らかになることもあります。資料を完璧に揃えてからでなければ相談できないわけではありません。分かることと相談したいことを整理して伝えると、相手がどの範囲を支援できるかを確認できます。
Acquaへの相談を検討される方は、お問い合わせ窓口へ、現在のサイト、制作したい目的、依頼したい範囲をお知らせください。候補を比較する際も、担当する工程や公開後の対応について、確認したい点を具体的にお尋ねいただけます。
一次資料の確認日:2026年9月9日。公式資料は本文の該当箇所から参照できます。Googleの質問例は公開ガイドの内容であり、制作会社の認定や成果の保証ではありません。企業設定、件数、A社・B社の比較は説明用の架空例です。