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【2026年版】中小企業のためのホームページ制作費用ガイド|相場・内訳・失敗しない予算の組み方
ホームページの費用、正直「よく分からない」という方へ
「ホームページを作りたいけど、いくらかかるの?」
これは僕たちが中小企業の経営者のみなさんから最も多くいただく質問のひとつです。そして正直なところ、ホームページの費用ほど「ピンキリ」な世界はありません。10万円で作れることもあれば、300万円以上かかることもある。この幅の広さが、多くの方を困惑させています。
でも安心してください。費用の違いには明確な理由があります。この記事では、2026年現在の最新相場をベースに、何にどれだけお金がかかるのかを項目別に分解して解説します。これを読めば、見積もりの内容が理解でき、適正な予算を組めるようになります。
ホームページ制作の費用相場——3つのタイプ別に比較

ホームページの制作方法は大きく3つに分かれます。それぞれのメリット・デメリットを整理しましょう。
タイプ①:テンプレート型(5万〜30万円)
WordPressなどのテンプレート(テーマ)を使い、必要最低限のカスタマイズで構築する方法です。
- メリット:圧倒的なコスト安、短納期(2〜4週間)
- デメリット:デザインの自由度が低い、他社と似た見た目になりやすい
- 向いている人:とにかく早く・安くWebを持ちたい個人事業主や創業期の企業
タイプ②:フリーランス制作(30万〜100万円)
個人のWebデザイナーやエンジニアに依頼する方法です。
- メリット:制作会社より安い、コミュニケーションが密にとれる
- デメリット:品質にバラつきがある、病気やトラブル時にストップするリスク
- 向いている人:デザインにこだわりたいが、制作会社の予算は割けない中小企業
タイプ③:制作会社(80万〜300万円以上)
Webの制作会社にフルオーダーで依頼する方法です。
- メリット:戦略設計からSEO、保守まで一貫対応、高品質
- デメリット:費用が高い、打ち合わせに時間がかかる(2〜4ヶ月)
- 向いている人:Webを本気の営業ツールとして活用したい成長企業
見積もりの内訳——「何にお金がかかっているのか」を知る

見積もりを受け取ったとき、金額だけを見て「高い」「安い」と判断するのは危険です。重要なのは内訳の中身を理解することです。
①ディレクション費(全体の10〜20%)
プロジェクトの進行管理、ヒアリング、ワイヤーフレーム作成などにかかる費用です。
- 相場:5万〜30万円
- ここが少ないと要注意:ヒアリングが雑になり、完成後に「思っていたのと違う」が起きやすくなります
②デザイン費(全体の20〜35%)
トップページ、下層ページのビジュアルデザインにかかる費用です。
- トップページ:5万〜20万円
- 下層ページ(1ページあたり):2万〜8万円
- スマホ対応(レスポンシブ):含まれている場合と別料金の場合がある
③コーディング費(全体の20〜30%)
デザインを実際にHTMLやCSS、JavaScriptで構築する作業の費用です。
- 基本コーディング:10万〜50万円
- アニメーション実装:3万〜15万円追加
- WordPress化:5万〜20万円追加
④コンテンツ制作費(全体の10〜20%)
テキストのライティング、写真撮影、動画制作にかかる費用です。
- ライティング(1ページあたり):1万〜5万円
- プロカメラマン撮影:3万〜10万円
- 動画制作:10万〜50万円
⑤SEO・マーケティング設計費(全体の5〜15%)
サイト公開後に成果を出すための戦略設計にかかる費用です。
- キーワード調査・設計:3万〜10万円
- 内部SEO設計:5万〜15万円
- GA4・サーチコンソール初期設定:2万〜5万円
⑥保守・運用費(月額)
公開後の維持管理にかかるランニングコストです。
- サーバー・ドメイン代:月500〜3,000円
- WordPress保守管理:月5,000円〜3万円
- コンテンツ更新代行:月1万〜5万円
予算の組み方——「いくらかけるべきか」の考え方

年間売上の1〜3%をWeb投資に
中小企業のWeb投資の目安として、年間売上の1〜3%がひとつの基準です。年商5,000万円の会社であれば、50万〜150万円が適正な投資レンジとなります。
初期費用と運用費用を分けて考える
ホームページは「作ったら終わり」ではありません。公開後の運用・改善こそが成果を分かつポイントです。
- 初期費用(制作費):事業の規模と目的に応じて決める
- 月次費用(保守+更新):最低でも月1万〜3万円は見込んでおく
費用を「投資」として捉える
ホームページの費用を「コスト」ではなく「投資」として捉える視点が重要です。月に3件の問い合わせが来て、そのうち1件が成約すれば、制作費は数ヶ月で回収できるケースも珍しくありません。
見積もりチェックリスト——これだけは確認しておきたい7項目
制作会社やフリーランスから見積もりをもらったら、以下のポイントを必ず確認しましょう。
- レスポンシブ対応(スマホ対応)は含まれているか
- WordPressなどのCMS構築費は含まれているか
- SSL証明書の設定は含まれているか
- 公開後の修正対応は何回まで無料か
- サーバー・ドメインの契約は誰の名義になるか(自社名義にすべきです)
- 納品後のデータ(デザインデータ、ソースコード)は受け取れるか
- 月額の保守契約の内容と解約条件は明確か
失敗しない発注のコツ——安さだけで選ばない
「安い」には理由がある
相場の半額以下を提示してくる業者には注意が必要です。テンプレートの使い回し、SEO未対応、保守費用で後から巻き取るなど、安さの裏にはたいてい理由があります。
最低3社に見積もりをとる
同じ要件で複数社に見積もりを依頼し、金額だけでなく対応の丁寧さ、提案の中身、実績を比較しましょう。相見積もりは失礼ではなく、むしろ健全な商慣行です。
「公開後」のサポート体制を重視する
制作よりも運用が大事です。公開後の問い合わせ対応、更新サポート、トラブル時の復旧体制など、「作った後」のサービスが充実している会社を選びましょう。
まとめ
ホームページの費用は、目的・規模・制作方法によって大きく変動します。大切なのは、金額の大小ではなく「投資に見合った価値が得られるかどうか」を判断基準にすること。
この記事でご紹介した内訳やチェックリストを活用して、適正な予算を組み、信頼できるパートナーを見つけてください。
Acquaでは、中小企業のみなさんの予算感に合わせたホームページ制作プランをご提案しています。「まずは相場感を知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。