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【初心者向け】GA4(Googleアナリティクス4)の見方と使い方|中小企業のWeb担当者が見るべき5つの画面
GA4、導入したけど「何を見ればいいか分からない」
「GA4は入れてあるんですが、使い方が分からなくて放置しています…」
この声、本当に多いです。GA4(Googleアナリティクス4)は非常に高機能なアクセス解析ツールですが、その分、画面が複雑で初心者には取っつきにくいのが正直なところです。
でも、安心してください。中小企業のWeb担当者が日常的にチェックすべき画面は、実はたった5つです。この5つの画面の読み方を覚えるだけで、自社サイトの状態把握と改善アクションが格段にレベルアップします。
前提:GA4の基本用語を押さえる

画面を見る前に、最低限の用語を整理しておきましょう。
- ユーザー:サイトを訪れた「人」の数(同じ人が2回来ても1ユーザー)
- セッション:サイトへの「訪問回数」(同じ人が朝と夜に来れば2セッション)
- ページビュー(表示回数):ページが表示された回数
- エンゲージメント:サイト上での有意義な操作(10秒以上の滞在、スクロール、クリックなど)
- コンバージョン(キーイベント):問い合わせ送信、電話タップなど、ビジネスの成果となる行動
- 直帰率:1ページだけ見て離脱した割合
画面①:レポート > レポートのスナップショット

何が分かるか
GA4にログインして最初に表示されるダッシュボードです。サイト全体の健康状態を一目で把握できます。
見るべきポイント
- ユーザー数の推移:先月・先週と比べて増えているか減っているか
- 新規ユーザー数:サイトに初めて訪れた人の数(認知拡大の指標)
- 平均エンゲージメント時間:ユーザーがサイトに滞在した平均時間
アクションにつなげる
- ユーザー数が減少傾向 → コンテンツの更新頻度やSEO対策を見直す
- 新規ユーザーが少ない → 検索流入やSNSでの露出を強化する
- エンゲージメント時間が短い → コンテンツの質やページの読み込み速度を改善する
画面②:レポート > 集客 > トラフィック獲得

何が分かるか
ユーザーがどこからサイトに来たかが分かります。
主なチャネル
- Organic Search:Google検索からの流入(SEOの成果)
- Direct:URLを直接入力、またはブックマークからの流入
- Referral:他のサイトのリンクからの流入
- Social:SNS(Instagram、X、Facebookなど)からの流入
- Paid Search:Google広告からの流入
見るべきポイント
- 最も多い流入元はどこか
- Organic Searchの割合は増えているか(SEOが効いているか)
- SNSからの流入はあるか(SNS施策の効果確認)
アクションにつなげる
- Organic Searchが少ない → ブログ記事のSEO対策を強化する
- Socialが少ない → SNSの投稿頻度と質を改善する
- Referralが多い特定サイトがある → そのサイトとの連携を強化する
画面③:レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン
何が分かるか
どのページがよく見られているかのランキングと、各ページの滞在時間が分かります。
見るべきポイント
- 最もアクセスの多いページは何か
- 各ページの平均エンゲージメント時間は十分か
- サービスページやお問い合わせページのアクセス数
アクションにつなげる
- 人気のあるブログ記事 → その記事からサービスページへの導線を強化する
- サービスページのアクセスが少ない → トップページやブログからの内部リンクを増やす
- エンゲージメント時間が短いページ → コンテンツの質を改善するか、ページの読み込み速度を確認する
画面④:レポート > エンゲージメント > ランディングページ
何が分かるか
ユーザーが最初にアクセスしたページ(入口ページ)のランキングです。
なぜ重要か
ランディングページは、ユーザーの第一印象を決めるページです。ここでの印象が悪ければ、それ以上サイトを見てもらえません。
見るべきポイント
- トップページ以外で上位に入っているページは何か
- 各ランディングページのエンゲージメント率
- 各ランディングページからのコンバージョン数
アクションにつなげる
- アクセスの多いランディングページにCTAが適切に配置されているか確認する
- エンゲージメント率が低いランディングページのコンテンツを改善する
- 意外なページがランディングページの上位に来ている場合、そのキーワードを強化する
画面⑤:レポート > エンゲージメント > イベント(コンバージョン)
何が分かるか
問い合わせフォームの送信、電話ボタンのタップなど、ビジネスの成果に直結するアクションの発生回数が分かります。
事前設定が必要
コンバージョンの計測には、事前にGA4でイベントの設定が必要です。
- フォーム送信完了ページへの到達をイベントとして登録
- 電話番号タップをイベントとして登録
- 資料ダウンロードリンクのクリックをイベントとして登録
見るべきポイント
- コンバージョン数は月間で何件か
- コンバージョン率(セッション数に対する割合)
- どのチャネルからのコンバージョンが多いか
アクションにつなげる
- コンバージョンが少ない → 導線設計とCTAの見直し
- 特定のチャネルからのコンバージョンが多い → そのチャネルへの投資を増やす
- コンバージョン率が低い → フォームの項目数やページの信頼性要素を改善する
GA4を使いこなすための3つの習慣
習慣①:週1回、5分だけ確認する
毎週月曜日の朝、上記の5画面をざっと確認する習慣をつけましょう。5分あれば十分です。
習慣②:月1回、レポートを作成する
月末に、主要な指標(ユーザー数、セッション数、コンバージョン数)を記録し、前月比で比較するレポートを作成します。Googleスプレッドシートで十分です。
習慣③:四半期に1回、改善アクションを決める
3ヶ月分のデータを振り返り、「次の四半期で改善すべきこと」を1〜3つ決めて実行します。
まとめ
GA4は複雑に見えますが、中小企業のWeb担当者が見るべき画面はたった5つです。この5つの画面を定期的にチェックするだけで、サイトの状態を正確に把握し、的確な改善アクションにつなげることができます。
まずは今週、GA4にログインして「レポートのスナップショット」を見ることから始めてみてください。
Acquaでは、GA4の初期設定からレポート作成、データに基づくサイト改善まで一貫してサポートしています。お気軽にご相談ください。