Blog
【BtoB特化】問い合わせが取れるLP構成テンプレート|業種別の鉄板パターンを公開
BtoBのLPは「構成の型」で勝負が決まる
BtoC(消費者向け)のLPとBtoB(法人向け)のLPでは、ユーザーの意思決定プロセスが根本的に異なります。
BtoCでは衝動的な購入もありますが、BtoBでは複数の担当者が時間をかけて検討し、稟議を通して決裁するのが一般的です。つまり、BtoBのLPは「その場で買わせる」のではなく、「稟議に通るだけの材料を提供する」ことが目的です。
この記事では、BtoBに特化したLPの構成テンプレートを公開します。
BtoB LPの基本構成(10セクション)

BtoBのLPで問い合わせを獲得するための鉄板構成は以下の10セクションです。
セクション1:ファーストビュー(3秒で刺す)
要素:キャッチコピー+サブコピー+CTAボタン+メインビジュアル
キャッチコピーのポイントは、訪問者の課題を直接指摘すること。
- ×「最先端のDXソリューションを提供」(何のことか分からない)
- ○「報告書作成に毎月3日かかっていませんか?」(課題の直接指摘)
ファーストビューの段階でCTAを1つ配置します。すでに購入意欲の高い訪問者が、すぐにアクションを取れるようにするためです。
セクション2:課題の共感(読み進める理由を作る)
ターゲット企業が抱える典型的な課題を3〜5個箇条書きで列挙します。
「こんなお悩みありませんか?」の形式が定番です。
- 社内の情報共有が属人化していて引き継ぎに苦労している
- Excelでの管理が限界に達しているが、システム導入の予算がない
- 競合他社がDXを進めている中、自社だけ取り残されている気がする
訪問者が「自分のことだ」と感じれば、続きを読む動機になります。
セクション3:解決策の提示(私たちが解決します)
課題に対する解決策として、自社のサービスを紹介します。ここでのポイントは機能ではなくベネフィットで語ること。
- ×「クラウドベースの統合管理プラットフォーム」
- ○「バラバラだった社内情報を1つの画面で一元管理。引き継ぎ時間をゼロに」
セクション4:サービスの特徴・強み(3つに絞る)
自社サービスの特徴を3つに絞って紹介します。3つは人間が記憶しやすい数であり、多すぎると印象が薄まります。
各特徴にはアイコンや図解を添えて、視覚的に分かりやすく表現しましょう。
セクション5:導入実績・数字(社会的証明)
信頼性を裏付ける数字を並べます。
- 導入企業数:「300社以上が導入」
- 顧客満足度:「満足度94.8%」
- 継続率:「契約継続率97%」
- 導入企業のロゴ一覧
BtoBでは特に同業種・同規模の企業が導入しているかが重視されるため、業種別にロゴを分類して表示すると効果的です。
セクション6:導入事例(ストーリーで伝える)
2〜3社の導入事例を「課題→導入経緯→成果」のストーリーで紹介します。
BtoBの訪問者が最も見ているのがこのセクションです。「自社と似た企業がどんな成果を上げたか」が問い合わせの最大の後押しになります。
セクション7:料金・プラン(透明性が信頼を生む)
BtoBでも料金の目安を示すことは重要です。「要問い合わせ」だけでは、忙しい担当者は離脱してしまいます。
- 月額〇万円〜のレンジ表示
- 3つのプラン比較表
- 「詳しくはお見積もりをご依頼ください」のCTA
セクション8:導入の流れ(不安を解消する)
サービス導入のステップを4〜6段階で図解します。
- お問い合わせ・ヒアリング
- 現状分析・要件定義
- 提案・お見積もり
- 契約・キックオフ
- 導入・設定
- 運用開始・サポート
「どのくらいの期間がかかるか」「自社の負担はどの程度か」が分かると、担当者の不安が大幅に軽減されます。
セクション9:FAQ(最後の疑問を解消する)
よくある質問を5〜10個掲載します。BtoBで特に多い質問は以下の通りです。
- 最低契約期間はありますか?
- データの移行は対応してもらえますか?
- セキュリティ対策はどうなっていますか?
- サポート体制はどうなっていますか?
- 解約時のデータの取り扱いは?
セクション10:CTA(明確な行動を促す)
ページ最下部に、最も目立つCTAを配置します。
- CTAボタン:「無料で相談する」「まずは資料をダウンロード」
- マイクロコピー:「入力は1分で完了します」「しつこい営業はしません」
- 電話番号も併記する
- 担当者の顔写真を添えると親近感が増す
業種別テンプレートの調整ポイント

IT・SaaS企業の場合
- デモ動画やスクリーンショットを多用する
- 無料トライアルのCTAが効果的
- セキュリティ・可用性の情報を手厚くする
- API連携や既存システムとの互換性に言及する
製造業向けサービスの場合
- 導入事例に「工場の写真」や「現場の改善前後」を含める
- 技術仕様を詳細に記載する(エンジニアが稟議資料に引用しやすいように)
- 納期と導入スケジュールを明確にする
士業・コンサルティングの場合
- 代表者の経歴・資格を目立つ位置に配置する
- 守秘義務の方針を明記する
- 初回無料相談のハードルを極限まで下げる
- メディア掲載実績や著書があれば掲載する
BtoB LP特有の注意点

注意①:意思決定者は「担当者」と「決裁者」の2人いる
BtoBでは、LPを最初に見るのは担当者ですが、最終的な決裁をするのは上長や経営者です。つまり、LPのコンテンツは「担当者が上長に説明しやすい形」で作る必要があります。
- 印刷しやすいレイアウト
- 稟議書に引用できるデータや数字
- 一目で分かる比較表やグラフ
注意②:CTAのハードルを段階的にする
BtoBでは「いきなり問い合わせ」のハードルが高い場合があります。段階的なCTAを用意しましょう。
- ハードル低:「資料をダウンロード」「事例集を請求」
- ハードル中:「無料相談を申し込む」
- ハードル高:「見積もりを依頼する」
注意③:スマホ最適化も怠らない
BtoBでもスマートフォンからのアクセスは増えています。移動中や社外でLPを確認するケースがあるため、スマホでの表示品質も確保しましょう。
まとめ
BtoBのLPは「衝動買い」ではなく「論理的な検討」の材料を提供するものです。この10セクションの構成テンプレートに沿ってLPを作成すれば、問い合わせに必要な情報が漏れなく網羅されます。
Acquaでは、BtoB特化のLP制作を数多く手がけています。業種に合わせた構成のご提案から承りますので、お気軽にご相談ください。