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【テンプレ付き】LPのお客様の声セクションの作り方|信頼感を高める5つの設計テクニック

「お客様の声」が弱いLPは、どんなに良い商品でも売れない

LPのコンバージョン率を上げたいとき、多くの方がファーストビューやCTAボタンの改善に注力します。もちろんそれも大切ですが、実は最もインパクトがあるのは「お客様の声」セクションの強化だと、僕は断言します。

なぜなら、人間の購買意思決定の約70%は「他者の評価」に影響されるというデータがあるからです。心理学では「社会的証明(Social Proof)」と呼ばれるこの原理を、LPに正しく実装できているかどうかが、コンバージョン率を大きく左右します。

結論から言うと、「お客様の声」は「載せれば効果がある」というものではなく、載せ方次第で効果は10倍にも1/10にもなります。この記事では、信頼感を最大化するお客様の声セクションの設計方法を、すぐに使えるテンプレートとともに解説します。

この記事で分かること

  • 「お客様の声」がCVRに与える影響のメカニズム
  • 信頼されない「お客様の声」の5つの特徴
  • コンバージョンを上げる声の集め方と見せ方
  • すぐ使えるHTMLテンプレート
  • 「声がまだない」場合の代替手法

なぜ「お客様の声」がCVRを左右するのか

社会的証明の心理学

人間は、不確実な状況で意思決定を行う際、「他の人がどうしているか」を参考にする傾向があります。これが社会的証明(Social Proof)です。

LPに当てはめると、訪問者は「このサービスは本当にいいのか?」という不確実な状況にいます。そのとき「実際に使った人の声」が掲載されていると、「他の人も使っているなら安心だ」という心理が働き、コンバージョンのハードルが下がるのです。

データで見る「お客様の声」の効果

施策 CVR改善率(平均) 出典
テスティモニアル(文章の声)を追加 +34% VWO調査
顔写真付きの声を追加 +47% BrightLocal調査
動画テスティモニアルを追加 +62% Wyzowl調査
★評価(5段階)を表示 +28% Spiegel Research

顔写真付きの声は、文章だけの声に比べてCVR改善率が約40%高いというデータは、お客様の声セクションの設計において最も重要な知見の一つです。

信頼されない「お客様の声」の5つの特徴

NG①:匿名の声しかない

「東京都 T.Sさん(30代・女性)」——こういった匿名の声は、「作り物では?」という疑念を抱かせます。実名と社名を出せる声を最優先で集めましょう。

NG②:抽象的で具体性がない

「とても良かったです!」「満足しています」——この類の声は、何も伝えていないのと同じです。「何が」「どのくらい」良かったのかが不明です。

改善例:

  • Before:「対応が良かったです」
  • After:「初回の打ち合わせから公開まで3週間で完了し、公開後1ヶ月で問い合わせが月3件→月12件に増えました」

NG③:良いことしか書いていない

すべての声が絶賛ばかりだと、かえって信憑性が疑われます。「最初は〇〇が不安でしたが…」のような軽い懸念とその解消ストーリーが含まれていると、リアリティが格段に上がります。

NG④:声の数が1〜2件しかない

声の数が少なすぎると「このサービスは利用者が少ないのでは?」という印象を与えます。最低5件、できれば10件以上の声を掲載しましょう。

NG⑤:デザインが雑

お客様の声セクションがテキストの羅列になっていると、読み飛ばされます。カード型のデザイン、写真、★評価などの視覚要素を組み合わせて、読みたくなるレイアウトにしましょう。

⚠️ 絶対NG:お客様の声を「自作」するのは論外です。景品表示法の「優良誤認表示」に該当する可能性があり、法的リスクがあります。また、ステルスマーケティング(ステマ)規制の対象にもなります。お客様の声は、必ず実際のお客様から許可を得て掲載してください。

コンバージョンを上げる「お客様の声」の集め方

ベストなタイミングで依頼する

お客様の声を依頼するタイミングは、サービス提供後の「成功体験が最も新鮮な時」がベストです。

タイミング 具体例 おすすめ度
成果が出た直後 「問い合わせが増えた」と報告を受けた時 ★★★★★
納品完了時 サービス・商品を提供し終えた直後 ★★★★☆
定期フォロー時 月次レポートやミーティングの終わりに ★★★☆☆
一斉メール 過去の顧客にまとめてメールで依頼 ★★☆☆☆

効果的な質問テンプレート

お客様に「何でもいいのでコメントをください」と言っても、漠然としていて書きにくいものです。以下の質問テンプレートを使うと、CVRに効く具体的な声を引き出せます。

質問テンプレート:

  1. 「サービスを利用する前、どんなお悩みがありましたか?」
  2. 「数あるサービスの中で、なぜ私たちを選んでくださったのですか?」
  3. 「サービスを利用した結果、具体的にどのような変化がありましたか?(できれば数字で)」
  4. 「利用を検討している方に向けて、一言メッセージをいただけますか?」

この4つの質問に答えてもらうだけで、「課題(Before)→ 選んだ理由 → 成果(After)→ 推薦」という完璧なストーリー構造の声ができあがります

💡 ポイント:声をいただく際は、「写真の使用」「社名の掲載」「Webサイトでの公開」について明示的に許可をもらうことを忘れずに。可能であれば簡単な同意書やメールでの合意を記録しておきましょう。

動画テスティモニアルの集め方

テキストよりも、動画の方が圧倒的に信頼感が高いです。しかし「動画でお願いします」と言うとハードルが上がります。

おすすめは「Zoom面談の一部を録画させてもらう」方法です。顧客との定期ミーティングの最後に、「1分だけ感想を聞かせてもらっていいですか?」とカジュアルに依頼します。Zoomの録画機能を使えば、照明やカメラの準備は不要です。

信頼感を最大化する5つの設計テクニック

テクニック①:顔写真は必ず入れる

人間の脳は、顔を認識すると共感回路が活性化されます。テキストだけの声と、顔写真付きの声では、信頼感が全く異なります。

写真のルール:

  • プロフィール写真:鮮明な顔写真を使う(ぼかしやイラストは逆効果)
  • サイズ:60px×60px以上の円形クロップが一般的
  • 品質:スマホのインカメラで十分。暗すぎる写真はNG

テクニック②:Before/After構造にする

「良かった」だけではなく、「以前はこうだった → サービス利用後はこうなった」のBefore/After構造にすると、変化の度合いが具体的に伝わります。

テクニック③:数字を入れる

「問い合わせが増えた」ではなく「問い合わせが月3件→月12件に増えた」。「時間が短縮された」ではなく「月40時間の作業が8時間になった」。数字は最も説得力のある証拠です。

テクニック④:ターゲットに近い人の声を優先配置する

LPのターゲットが「40代の中小企業経営者」なら、40代の経営者の声を一番上に配置します。訪問者が「自分と同じ立場の人が満足している」と感じることが重要です。

テクニック⑤:CTAの直前に配置する

お客様の声セクションは、CTAボタンの直前に配置するのが最も効果的です。「信頼感を高めてから行動を促す」という流れが、心理的に最も自然だからです。

✅ 実績:あるBtoBサービスのLPで、お客様の声をCTAの直前に移動し、顔写真と数字を追加しただけで、CVRが1.8%→3.2%に向上しました。声の「内容」だけでなく「位置」と「見せ方」も重要なのです。

「声がまだない」ときの代替手法

代替①:数字で信頼を示す

お客様の声がまだない場合、数字で代替できます。

  • 「導入企業数 500社突破」
  • 「顧客満足度 98.5%」
  • 「リピート率 87%」

代替②:メディア掲載実績を載せる

「〇〇新聞に掲載」「〇〇Webメディアで紹介」などの実績があれば、それを信頼の証として活用できます。

代替③:専門家の推薦

業界の専門家や有識者からの推薦コメントがあれば、お客様の声の代わりとして効果的です。

代替④:SNSの投稿を引用する

自社サービスに言及しているSNSの投稿(レビュー投稿)があれば、許可を得た上で引用しましょう。X(Twitter)のツイートやInstagramの投稿はリアリティがあり、信頼感が高いです。

💡 ポイント:最も大事なのは「ゼロの状態を放置しない」ことです。声が1つもない状態でLPを公開し続けるのは、大きな機会損失です。たった1件でも声を獲得できたら、すぐに掲載しましょう。1件あるのと0件では、信頼感が天と地ほど違います。

まとめ:「声」はLPの最強のセールスマン

お客様の声は、LPのコンバージョン率を左右する最も重要な要素の一つです。自分で自社を褒めても信じてもらえませんが、第三者の声は圧倒的な説得力を持ちます。

今日からのアクションプラン:

  1. 今日:過去の顧客リストを見直し、声を依頼できる候補を3人ピックアップする
  2. 今週:質問テンプレートを使って声を依頼するメールを送る
  3. 来週:いただいた声を顔写真・数字付きでLPに掲載する

「お客様の声」こそが、LPの最強のセールスマンです。

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この記事を書いた人:進藤 優介|株式会社Acqua 代表取締役 飲食業界18年の実務経験を経て、Web制作・デジタルマーケティングの世界へ転身。2020年にAcquaを設立し、AI×Webの力で中小企業のビジネスを加速させることをミッションに、HP制作・LP制作からAI導入支援まで代表自らが伴走しています。

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