ACQUA JOURNAL

初めてのホームページ制作|相談前に決めること・費用・公開後の担当

初めてのホームページ制作。相談前に決めること・費用・公開後の担当。構成を考える紙とノートのイメージ。

初めて会社のホームページを作るとき、最初からページ数やデザインを決める必要はありません。「誰に、何を知ってもらい、次に何をしてほしいか」を整理すると、必要な内容と依頼する範囲を相談しやすくなります。

この記事は、これからホームページ制作を依頼する中小企業の経営者・担当者向けの準備ガイドです。制作会社へ連絡する前のメモ、予算の伝え方、自作と外注の考え方、公開後に決めておきたい担当をまとめます。

最初に決めるのは、サイトを見た人にしてほしいこと

「名刺を渡した相手に会社を確認してもらう」「サービスを比較している人に相談してもらう」「求職者に仕事を理解してもらう」。目的によって、必要な説明や写真は変わります。複数ある場合は、最初の公開で特に大切にしたいものを一つ選びましょう。

  • 会社を確認してほしい:事業内容、実在する拠点、会社情報、連絡先を分かりやすくする。
  • 仕事を相談してほしい:対応できる仕事、費用の考え方、実物のある事例、相談の流れを伝える。
  • 応募を検討してほしい:仕事内容、働き方、募集条件、応募前に知りたい情報を揃える。

「かっこいいサイトにしたい」という希望も大切な相談材料です。参考サイトを見つけたら、色や文字、写真、情報の並びなど、好きな部分を添えて伝えます。見た目の方向性と、読者が必要とする情報の両方を制作会社と確認しましょう。

文字や配色、メニュー、フォームの使いやすさを相談する際は、企業サイトのアクセシビリティ改善の確認項目も参考にしてください。依頼する対象と、公開前に確かめる操作を整理できます。

「会社を知ってほしい」を、具体的な場面に置き換える

例えば、営業担当が名刺を渡したあとに、相手が社名を検索する場面を考えてみてください。その人が確認したいのは、会社の雰囲気だけではありません。どのような仕事を頼めるのか、自社に近い業種の経験があるか、どこまで対応してもらえるか、誰に連絡すればよいかという情報です。この場面を主な目的にするなら、サービスの説明、担当した仕事、会社情報、相談窓口を優先して整えます。

一方で、採用応募者が見るサイトでは、仕事内容、働く場所、一日の流れ、選考方法などが判断材料になります。同じ会社のサイトでも、営業用と採用用では必要な情報の順番が変わります。最初に「取引を検討する人」と「働くことを検討する人」のどちらを優先するか決め、もう一方には別の入口を用意すると、トップページへすべてを詰め込まずに済みます。

サイトの目的を整理する流れ。読者は誰が見るか、情報は何を知りたいか、行動は相談・応募・会社確認など何をしてほしいか。最初の公開で優先する目的を決める。
主な読者が知りたい情報と、その後にしてほしい行動を一文で整理します。目的が複数ある場合は、最初の公開で優先するものを決め、確認する指標も合わせます。

目的・読者・行動を一つの文章にする

打ち合わせ前のメモは、「福岡で店舗の改装を検討している事業者に、工事の対応範囲と進め方を理解してもらい、現地調査を相談してもらう」のように書けます。地域、相談する人、必要な情報、次の行動が一文に入っていれば、専門用語を知らなくても制作会社と話を進められます。最初から正確である必要はなく、打ち合わせで修正するたたき台として使います。

GOV.UKの読者ニーズを整理するガイドも、誰が、何をしたいか、その理由の三つで整理しています。企業サイトへの応用では、発注側の希望に加え、読者側の用事を書きます。上の例なら「店舗の担当者が、営業への影響を判断するため、工事の期間と進め方を確認したい」です。これを仮説として営業で受ける質問と照合し、掲載情報を決めます。

目的が複数あるときは、「最初の公開で必ず実現すること」を一つ選びます。問い合わせ、採用、通販、会員向け情報のすべてを同時に始めると、原稿も機能も確認事項も増えます。将来やりたいことは別欄に残し、今の事業に必要な範囲と区別しましょう。今回見送る機能を後から追加できるかは、設計の段階で制作会社に確認できます。

成功の確認方法まで先に考える

目的を決めたら、公開後に何を見て判断するかも書いておきます。営業支援なら、商談前に必要な情報を相手が確認できたか、同じ説明を繰り返す時間が減ったかという観点があります。問い合わせ目的なら、件数だけでなく、依頼したい仕事に合う相談かどうかも見ます。アクセス数だけを増やすことと、事業に合う相談を増やすことは別の課題です。

ページ数より先に、載せる材料を集める

最初は、会社案内、営業資料、既存の写真、よく聞かれる質問を集めるだけでも構いません。文章が完成していなくても、何を伝えたいかが分かれば、原稿作成をどこまで依頼するか相談できます。

  • 事業・サービス:誰に、何を、どの地域で提供しているか。
  • 会社情報:正式名称、代表者、所在地、掲載できる連絡先。
  • 依頼・利用の条件:料金を公開できるか、見積もりが必要なら何を確認するか。
  • 実物・写真:商品、店舗、仕事の様子、公開許可のある制作物や事例。
  • 問い合わせ:電話、フォーム、予約など、受け付けた後に誰が対応するか。

ブログ、採用、予約機能などは、目的と運用できる体制を確認して決めます。更新する人が決まっていない項目を増やすより、最初に必要な情報を正確に公開し、その後に追加する進め方もあります。

手元の資料を「そのまま使える」「整理が必要」「これから用意」に分ける

会社案内、営業資料、見積もり時の説明、求人票、よく受ける質問などを一か所に集めます。完成原稿を用意する必要はありません。ただし、古い資料と現在の情報が混在していると、誤ったサービス名や料金が掲載される原因になります。各資料に更新時期と確認担当者を書き、どれが現在の正しい情報かを示してください。

材料の一覧は、項目、手元の資料、確認する人、足りない情報、準備期限の五つの列があれば運用できます。例えばサービス紹介なら、「営業資料あり、現場責任者が確認、対象外の作業と相談後の流れが不足、来週金曜日まで」と書きます。制作会社はこの一覧から、原稿整理や取材が必要な部分を判断できるため、曖昧なまま制作一式を見積もることを避けやすくなります。

掲載材料を分ける3つの状態。そのまま使えるのは確認済みの原稿と写真、整理が必要なのは重複や古い情報、これから用意するのは不足する文章と撮影。確認する人と期限も記録する。
会社案内や営業資料、写真を集め、掲載できる状態か、整理や追加が必要かを分けます。古い情報や掲載可否が未確認の素材には、確認する人と期限を残します。

サービス説明は、社内の分類より依頼者の疑問を優先する

社内で普段使っている事業名を並べるだけでは、初めて見る人には違いが伝わらないことがあります。各サービスについて、どんな困りごとに対応するか、具体的に何をするか、依頼できないことは何か、必要な準備はあるかを説明します。専門用語を残す場合も、その直後に具体的な作業や利用場面を添えると理解しやすくなります。

例えば「保守対応」だけでは、更新作業まで頼めるのか、障害時の調査だけなのかが分かりません。「定期的な更新確認」「バックアップ」「文章の差し替え」などに分け、実際に提供する範囲を確認して掲載します。できることを広く見せるより、依頼内容と対応範囲が合うか判断できる情報を用意した方が、初回の相談も具体的になります。

写真や制作事例は、使える範囲を確認して渡す

写真は大きいデータを渡せば必ず使えるわけではありません。撮影者や掲載先との取り決め、写っている人や顧客名の扱い、ロゴの使用条件を確認します。判断できない素材は「確認中」として区別し、掲載できると決まった素材と混ぜないでください。制作事例も、会社名を出せるか、画面を見せられるか、担当した工程をどこまで説明できるかを整理します。

公開できる事例が少ない場合は、提供する仕事の手順、確認の方法、納品物の例など、事実として説明できる材料を充実させます。案件数や成果数値を大きく見せるために、確認できない表現を加える必要はありません。写真撮影や原稿作成を外注する場合は、その費用と確認に必要な日数も、サイト制作とは別の準備として予定に入れます。

実際に素材を集めて渡す段階では、写真・原稿の準備と入稿チェックリストをご確認ください。掲載条件、ファイルの整理、確認担当者まで揃えて制作会社へ渡す手順を説明しています。

費用は、初期制作と公開後の支出を分けて相談する

予算を伝えるときは「制作に使える金額」と「毎月・毎年続けられる金額」を分けます。金額がまだ決まらない場合は、優先したい内容と希望時期を伝え、まず必要な作業を整理してもらいましょう。

  • 初期制作:情報整理、原稿、撮影、デザイン、実装、公開前の確認。
  • 継続費用:サーバー・ドメイン、利用サービス、保守、必要に応じた更新作業。
  • 後から追加する作業:ページ追加、新機能、撮り直し、構成の変更。

自社で原稿や写真を用意する場合も、内容の確認や撮影に使う社内の時間を見込んでおきます。外注費だけを減らして社内の作業が進まなくなると、希望する公開時期に間に合わないこともあります。

Acquaのホームページ制作は300,000円〜(税別)を目安に、必要な作業を確認してお見積もりしています。すべての原稿・撮影・機能・保守がこの価格に含まれるという意味ではありません。ホームページ制作の対応範囲と費用をご確認ください。

見積もりが届いたら、各社の価格に何が含まれるかを揃えて比較します。具体的な質問と比較例は、ホームページ制作の見積もりの見方で説明しています。

予算は上限だけでなく、含めたい費用も伝える

「予算は50万円です」と伝えても、制作費だけの上限なのか、撮影やサーバー代を含む金額なのかで提案は変わります。例えば「初年度に支払う総額を税別50万円以内にしたい。原稿の整理と公開作業を含めたい。写真は自社で準備できる」と説明すると、条件が具体的になります。この数字は相談の書き方の例であり、特定の構成がその金額で制作できることを示すものではありません。

まだ上限を決められない場合は、必要な範囲を実現する案と、初回公開を小さく始める案を分けて見積もってもらう方法があります。安い案で何が省かれるのか、後から加えると別作業になるのかを確認してください。金額の違いを見てから事業上の優先順位を整理することも、見積もり相談の使い方の一つです。

制作予算の3区分。初期は情報整理と制作・公開、継続は利用料と更新・保守、追加はページや機能の追加。含めたい作業と社内の時間も確認する。
初期制作の予算と、毎月・毎年続く支出、必要になったときの追加作業を分けます。金額の上限と含めたい作業、社内で使える準備時間も伝えます。

月額料金に含まれる作業と、別料金になる作業を分ける

公開後の支出には、ドメイン、サーバー、外部サービスの利用料、更新・保守の作業料金などがあります。支払先も、制作会社、サーバー会社、サービス提供者に分かれる場合があります。請求が一つにまとめられている場合も、何に対して支払っているか、契約を終了するとどの機能が使えなくなるかは把握しておきます。

月額契約では、文章修正が何件までかだけでなく、依頼できる作業の種類、使える時間、確認の窓口、未使用分の扱いも見ます。新しいページの制作や大きな機能変更は、通常の更新とは別見積もりになることがあります。「月額料金を払っているから何でも頼める」と考えず、想定する依頼を具体的に挙げて対応範囲を確認してください。

支払いと社内承認の順番を確認する

着手時、デザイン承認時、公開時など、支払いのタイミングは依頼先によって異なります。初回相談の段階で、見積書の有効期限、発注方法、請求の時期を聞き、社内の決裁や経理処理に必要な日数と合わせます。金額について合意できても、発注書が出せないまま希望の公開日だけが近づくと、制作の日程を確保しにくくなります。

自作か外注かは、社内で担当できる作業から考える

自作と外注の判断では、掲載情報がすでに整理されているか、画面を作る時間があるか、公開後に困ったときに対応できるかを確認します。ツールを使えることと、文章・写真・導線を揃えられることも別です。

  • 自作を検討する場合:担当者の作業時間、必要な機能、更新方法、困ったときの相談先を確認する。
  • 制作を外注する場合:自社が用意する材料と確認作業、制作会社に頼む範囲を決める。
  • 一部を外注する場合:構成や初期制作を依頼し、日々のお知らせは自社で更新するなど、分担を決める。

どの方法でも、サーバーやドメインなどの契約者、管理画面に入れる人、費用を払う人、担当変更時の引き継ぎ方を確認しておくと、公開後の連絡先を見失わずに済みます。

「操作できる」と「継続して担当できる」は分けて考える

担当者が制作ツールを使える場合でも、本来の業務と並行して原稿作成、写真整理、画面確認、公開作業を進められるかは別の問題です。自作を検討するときは、誰が一週間にどれくらいの時間を確保できるか、判断に迷ったときに相談する相手がいるかを確認します。作業時間を予定に入れずに始めると、途中で止まった理由を把握しにくくなります。

最初に小さなページを試作し、情報を一度更新してみると判断しやすくなります。新規ページが作れたかだけでなく、スマートフォンで読めるか、画像を適切に用意できるか、誤って変更した部分を戻せるかまで確認します。この試作で時間がかかった作業は、外注したい範囲を相談する材料になります。

自作と外注を判断する3つの確認。準備は原稿と写真、制作は画面と操作、公開後は更新と困ったときの対応。それぞれの担当・時間・相談先を確かめる。
操作できるかだけでなく、準備・制作・公開後の更新に使える時間を確認します。一部を外注する場合は、受け渡す形式と確認する人まで決めて分担します。

仕事の切り分け方を具体的に決める

全面的な自作か全面的な外注かの二択にする必要はありません。事業内容の整理と原稿の最終確認は社内、情報設計とデザインは制作会社、公開後のお知らせ更新は社内という分担も考えられます。ただし、分担の境界で同じ作業が抜けたり重なったりしないように、受け渡す形式と確認する人を決めておきます。

外注する範囲が決まったら、Web制作会社を比較する確認表を使って候補ごとの担当範囲、提案の理由、公開後の体制を整理できます。同じ条件を伝えて回答を揃えると、価格以外の違いも検討しやすくなります。

例えば社内で原稿を書く場合も、見出しの構成まで考えるのか、箇条書きの材料を渡して制作会社が文章にするのかで作業は変わります。写真を支給する場合も、選定やサイズ調整を誰が行うかを確認します。「素材支給」という一言にまとめず、次の担当者が作業を始められる状態を具体的に書くことが、分担を成立させる条件です。

更新権限と引き継ぎ方法も含めて選ぶ

公開後に自社で更新するなら、誰がどの情報を変更できるかを確認します。すべての設定を触れる権限が必要とは限りません。日々の更新担当者には必要な範囲を渡し、重要な設定を変更する窓口を別に決める方法もあります。担当者が異動したときに、管理情報や操作方法を引き継げるようにしておきます。

WordPress公式の権限の説明では、標準の「投稿者」は自分の投稿を公開・管理でき、「寄稿者」は自分の投稿を書けても公開できません。この違いを参考に、下書き担当と公開を承認する担当を相談します。ただし、設定や追加機能で権限は変えられます。「お知らせを下書きし、別の人が確認して公開する」操作を実際の管理画面で確かめ、担当名だけで分担ができたと判断しないようにします。

操作説明を受ける際は、実際に更新したい情報で練習すると理解が進みます。「求人の募集を終了する」「営業時間を変える」「お知らせに画像を載せる」など、自社で起きる作業を使って確認してください。操作手順書の有無に加え、公開後に分からなくなったときの質問方法も決めておくと、更新を始めやすくなります。

制作会社との初回相談で確認したいこと

実績を見るときは、見た目に加えて、その会社がどこを担当したのか、自社に近い課題をどう扱ったのかを聞きます。見積もりでは、作業範囲、修正の扱い、追加費用、確認のタイミングを具体的にします。

  • この目的なら、最初の公開で何を優先するか。
  • 原稿・写真はどこまで自社で用意し、何を依頼できるか。
  • 希望公開日に向けて、いつまでに何を確認・提出するか。
  • 見積もりに含まれる作業と、追加料金になる変更は何か。
  • スマートフォンの表示や問い合わせ機能を、誰がどの範囲で確認するか。
  • 公開後の更新・保守・不具合の連絡先と費用はどうなるか。

提案を比較するときは、同じ目的と材料を各社に伝えます。初回の段階で、疑問に対する説明が理解できるか、確認事項が整理されているかも見ておきましょう。

打ち合わせには、決まっていないことも持ち込む

相談時点で決まっていない項目を隠すと、その条件を仮定した見積もりや日程が先に作られてしまいます。サービスの整理ができていない、写真が不足している、公開日だけ決まっているといった状態も、そのまま伝えてください。未定の項目を洗い出し、誰がいつ判断するかを決めること自体が、最初の打ち合わせの成果になります。

参考サイトを見せる場合は、どこが参考になるかを添えます。「このサイトのように」だけでは、写真の雰囲気、文字の大きさ、ページ構成、動き、機能のどれを指しているのか分かりません。「サービスが三つに整理されている点」「相談までの流れが見える点」のように説明すると、見た目の模倣だけに話が寄るのを防げます。

初回相談の3段階。共有では目的・材料・未定を伝え、確認では範囲・費用・日程を聞き、次の作業では担当・期限・渡すものを記録する。
目的、手元の材料、まだ決められていないことを共有し、提案の範囲と確認事項を聞きます。最後に次の作業、担当、期限を記録して、相談後の動きを明確にします。

提案の比較では、説明の内容も確認する

提案を受け取ったら、こちらの目的をどう理解したか、どの範囲を初回公開に含めるか、準備が必要な素材は何かを確認します。質問に対して、できることと追加確認が必要なことを区別して説明してくれるかも判断材料です。成果の大きな数字が書いてある場合は、自社と同じ条件で再現される前提にはせず、条件や確認できる根拠を聞きます。

制作実績を見るときは、会社名の知名度だけではなく、今回頼みたい工程に関わっているかを確認します。構成から担当したのか、デザインだけか、コーディングだけかによって、実績が示す範囲は異なります。自社に近い事業の掲載内容、情報の分かりやすさ、スマートフォンでの操作も合わせて見ると、発注したい仕事との接点を判断できます。

打ち合わせの最後に、次に渡すものを決める

その場で発注を決めなくても、次の作業は明確にできます。制作会社が構成案を出す、自社が既存資料を送る、予算の承認を取るなど、担当と期限を短い議事メモに残します。確認事項が多い場合は、一度で全部を決めようとせず、見積もりに必要な項目から順に片付けます。電話や口頭で変わった条件も、あとから双方が見直せる形に残しておきましょう。

コピーして使える、初回相談メモ

分からない項目は「未定」で構いません。以下を埋めておくと、最初の相談で現状を共有しやすくなります。

  • 事業内容・所在地:
  • サイトを見てほしい相手:
  • 見た後にしてほしいこと:
  • 最初に伝えたいサービス・商品:
  • 希望公開時期と、その理由:
  • 制作予算/毎月・毎年の運用予算:
  • 手元にある資料・写真・ロゴ:
  • 参考サイトと、参考にしたい部分:
  • 社内で内容を確認する人/公開後に更新する人:
  • 相談したいこと・まだ決められていないこと:

記入例から、自社の空欄を見つける

架空の設備工事会社を例にすると、目的は「取引を検討している法人へ対応できる工事を伝える」、主な読者は「施設や店舗の管理担当者」、希望する行動は「現地確認の相談」と整理できます。必要な材料は、工事の種類、対応地域、相談から完了までの流れ、掲載できる施工写真、会社情報です。この段階ではページ数を確定させず、材料を整理した後に必要なページへ分けます。

同じメモに、写真の掲載可否を確認する担当者、原稿の承認者、問い合わせへ返信する人を書き加えます。公開希望日がある場合は、その理由も記入します。展示会までに名刺へURLを載せたいのか、採用募集の開始に合わせたいのかによって、先に公開する範囲の考え方が変わるためです。これは進め方を説明するための架空例で、実際の顧客案件ではありません。

初めてのホームページ制作で整理すること。目的:誰に、何を伝えるか。材料:原稿・写真・会社情報。条件:予算・期限・優先順位。分担:制作中と公開後の担当。未定の項目も、そのまま相談メモに残す。
初めてのホームページ制作で整理すること。画像を選ぶと拡大できます。

メモを見直すときの三つの質問

一つ目は、「初めて会社を知った人が、この情報で依頼できる仕事を理解できるか」です。二つ目は、「用意すると書いた資料を、期限までに渡せる人が決まっているか」です。三つ目は、「相談が来た後に、社内の誰がどう対応するか」です。制作の見た目だけではなく、掲載前と問い合わせ後の仕事も確認します。

空欄があること自体は問題ではありません。空欄を埋めるために、取材、撮影、関係者への確認、予算の決裁など、どの作業が必要かを把握できれば相談を進められます。逆に、分からない項目を想像で埋めると、後から構成や見積もりの修正が必要になります。未定、確認中、決定済みを区別して書く方が、実際の進行には役立ちます。

公開後の担当と、サイトを知ってもらう方法も決める

公開直後に確認することを、更新作業と分ける

公開直後は、会社名、連絡先、サービス内容、スマートフォン表示、問い合わせの流れなど、利用者が実際に触れる箇所を確認します。フォームは送信ボタンを押せるだけでなく、担当者の受信、返信の手順、送信した人への案内までを確認します。テストを行う場合は、日時と担当を決めておくと、実際の問い合わせと混ざりにくくなります。

公開後の更新は別の予定にします。毎月確認する情報、変更が起きたときに更新する情報、定期的な技術確認を分け、それぞれの担当者を決めます。「気づいた人が直す」だけでは、価格改定や募集終了などの重要な情報が取り残されることがあります。営業や採用など、元の情報を持つ部署から更新担当者へ伝える方法も決めておきましょう。

公開後の3つの仕事。点検は表示と受信・返信、更新は料金や募集・お知らせ、改善は質問と相談内容からの見直し。担当と確認する時期を決める。
公開直後に表示や問い合わせの流れを点検し、その後の情報更新と改善は別の予定で進めます。実際に受けた質問や相談の内容を記録し、案内を見直す材料にします。

最初の改善は、実際に聞かれた疑問から始める

公開後に何を追加すればよいか迷ったら、問い合わせや商談で説明した内容を振り返ります。依頼できる範囲が伝わっていないならサービス説明を、相談前の不安が多いなら進め方やよくある質問を見直します。実際に受けた質問を記録しておけば、読者の役に立つ記事の題材にもなります。記事の本数を先に決めるより、誰の疑問を解決するかを明確にします。

最初のホームページ制作は、公開後の更新を始められる状態まで整えると、その後の改善につなげやすくなります。まずは相談メモに目的、材料、予算の範囲、担当者、希望時期を書き出してください。制作会社へは、完成した企画書を渡す必要はありません。現在の状態と判断に迷っている点を共有し、必要な作業から一つずつ決めていくことが出発点です。

公開前に、問い合わせの受付担当、情報を更新する担当、技術的な不具合の相談先を決めます。「保守」という名前の契約があっても、文章の変更や集客の改善まで含まれるとは限らないため、依頼できる範囲を確認しましょう。

公開したら、名刺や会社案内、営業時に送る資料、利用中のプロフィールなどから正しいURLを案内します。検索からの集客も目指す場合は、検索への登録状況、見られているページ、問い合わせの状況を確認し、実際によく聞かれる疑問を内容へ反映します。公開しただけで検索順位や問い合わせが増えるとは考えず、確認と更新の時間を予定に入れましょう。

Googleのクロールを依頼する手順でも、依頼してから処理まで数日〜数週間かかる場合があり、検索結果への掲載は保証されないと説明しています。初回相談では、Search Consoleで登録状況を誰が確認するかも決めます。公開日、確認したURL、登録状態、次の確認日をメモし、「サイトが開く」「検索に登録された」「相談が来た」を分けて記録します。

制作物の情報整理の例として、Acqua公式サイトのリニューアル事例も公開しています。制作・運用・保守をどう伝えたかを説明した自社事例で、問い合わせ増加の成果を示すものではありません。

Acquaは福岡県那珂川市を拠点に、Webサイト制作と公開後の更新・保守を支援しています。地域ごとの相談方法は福岡県内の対応エリアをご覧ください。初回相談では、上のメモがすべて完成していなくても、現状と迷っている点からお問い合わせいただけます。

よくある質問

Webサイト制作、外部Web担当、保守・更新について、よくいただく質問をまとめました。

何を頼むべきか決まっていなくても相談できますか?

はい。目的、困りごと、現在の運用体制を伺い、Webサイト制作、外部Web担当、保守・更新のどこから始めるかを整理します。

外部Web担当では何を依頼できますか?

更新、修正、記事投稿、画像差し替え、導線改善、優先順位の整理など、社内のWeb担当に近い実務を必要な時間枠で支援します。

既存サイトのリニューアルでも相談できますか?

はい。既存ページのURLや導線をできるだけ維持しながら、デザイン、スマートフォン対応、表示速度、SEO・LLMOの観点で改善します。

保守・更新だけでも依頼できますか?

はい。WordPress更新、バックアップ、表示やフォームの確認、軽微修正など、公開後に必要な業務だけでもご依頼いただけます。

相談前に準備しておくものはありますか?

現在のサイトURL、困っていること、増やしたい問い合わせ、更新できていないページやブログの状況が分かれば十分です。資料が揃っていない場合も、ヒアリングしながら整理します。

相談・見積り無料

Webの制作も、運用も。必要なところから。

新規制作、外部Web担当、保守・更新、LP、SEO・LLMO、AI活用まで、現状を伺って必要な支援を整理します。オンライン相談も可能です。
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